11,7/4(月)「攻撃したければボール奪取能力を高める」Jrユース
U-15参加メンバー:前、秀、壮、稜、司、風、礁、拓
●ランニング
・コートを左右3周ずつドリブル。
体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。
・前後30mを一本ずつ。
・正しいフォームで行う。腰を落としたら膝が地面につくぐらいまでの位置を
●ストレッチ
●ステップ+ボールコントロール
・足裏を使って両足で交互にボールタッチしながら前進。
・足裏を使って、片足でボールタッチしながら後ろへ進む。(左右両足行う)
・足裏を使って、両足で交互にボールタッチしながら後ろへ進む。
・足裏を使って、片足でボールタッチしながら、左右に大きくジグザグにボールを
動かしながら後ろへ進む。(左右両足行う)
・右足裏でボールを転がしながら、左斜め前へドリブル。
・左足裏でボールを転がしながら、右斜め前へドリブル。
・右足裏でボールを転がしながら、左斜め前へドリブル。
途中、自分のタイミングで足裏でボールとストップ&ダッシュ。
ドリブルの途中、足裏でボールを止める。止めたら即足裏で再度ドリブルする。
・左足裏でボールを転がしながら、左斜め前へドリブル。
途中、自分のタイミングで足裏でボールとストップ&ダッシュ。
ドリブルの途中、足裏でボールを止める。止めたら即足裏で再度ドリブルする。
●1対1のドリブル突破
・横幅10mのエリアでオフェンスとディフェンスにわかれての1対1。
・足裏でのスライド、インサイド&アウトサイドの切り返し、シザースフェイント
などを駆使して、左右に揺さぶってディフェンスを抜く。
●1対1のディフェンスの正しい姿勢とステップの解説
・ドリブルを仕掛けて来る選手との1対1になったら、体の向きは正対するのではなく
半身になる。ライン際を縦に速いドリブルをされた時について行けるように、
後ろに走りやすい姿勢になる。
ステップは大股にならないように、細かく素早く動かす。
左右への切り返しやフェイントについて行くには、足は細かく素早く
動かさなくてはいけない。
大股で一歩一歩がゆったりしていては速い切り返し一発で振り切られてしまうし、
股抜きされてしまう。
●1対1のドリブル突破~順位決定勝負~
・横幅10mのエリアを4つ作り、その4つのエリアで4組が同時に1対1を行う。
勝利した選手は上位のエリアへ移動し、負けた選手は下位エリアへ下がる。
最終試合が終わった時に最上位で勝った選手がチャンピオン。
●ゲーム
・壮、礁、司、前
・稜、拓、風、秀
●PK勝負
・ゲームで対戦したチームに分かれてPK戦。
・PKでシュートを決めるまで続ける。
<話した内容>
・球際での競り合いで勝つディフェンスのコツ
・オフェンスとディフェンスがお互いの足でボールを挟んで奪い合うシーンがよく
あるが、ボールにばかり意識がいって何も考えずにボールを挟んで力勝負になれば、
身長が高い選手や体重が重い選手が勝ってしまう。
身長の高い選手と体重が重い選手が勝ってしまうのではおもしろくない。
それではスポーツとは言わない。
スポーツである以上、力には技術で対抗する術はあります。
自分より身長が高い、体重が重い選手とボールの奪い合いになった場合、
腰を相手よりも低くすることは必要最低限のことです。
腰を低くすることで重心を落とせるので、バランスを崩しにくくなるし、
相手に力負けすることはなくなります。
しかし、これだけでは勝つか負けるかはまだ50%50%です。
勝つためにはここから更にボールに触れている足に体重を乗せなければいけません。
インサイドだけでボールを押さえるのではなく、GKがグラウンダーのシュートを
捕球する姿勢と同じように、膝を曲げてすねとふくらはぎの部分まで使います。
そして、ボールに触れている部分に全体重を乗せて、ボールを相手陣地側へ
力いっぱい押すこと。これが自分よりも体の大きな選手に勝つための、
ボールを奪う技術です。
・フットボールとバスケットボールは試合中、常に目の前に相手選手がDFとして
邪魔をして来ます。そこでボールを奪われてしまうと攻撃するチームと守備をする
チームは逆転し、ボールを奪ったチームが攻撃することになるので、奪われたチーム
は即守備をしなければいけなくなります。
沢山攻撃したいならばボールを奪わなければならない。
よって、攻撃が好きならばボールを奪うためのディフェンス技術は必須です。
強いチームは良いディフェンスをします。
良いディフェンスをするからボールを奪え、その分沢山攻撃が出来ます。
攻守は一体と言えます。
逆にボールを奪われた後に守備をさぼる選手が多かったり、
ボール奪取能力の低い選手が集まったチームは試合で勝てません。
守備をしないで得点することは不可能だし、良い守備なくして勝利はあり得ません。
攻撃が好きで沢山攻撃したい、試合で勝ちたい、シュートを決めたい、
というならば、守備能力向上は絶対です。
フットボールとはどのようなスポーツなのかを理解すること。