ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09.5/17(日) MIRACLONチーム練習

☆アップ

・コートを軽く左右2周ずつ。

・20mドリブルをリレー形式で約10分。

・ブラジル体操

 

☆基本技術習得練習

・インステップで無回転のボールを蹴るトレーニング。

 両手でボールを持って下に落とし、インステップでボールを無回転で

 真上に蹴り上げる。

 蹴り上げたら一歩前進し、サイドサインの幅を歩いて行く。

 ボールが回転したら腕立て伏せを一回行う。

・インサイドでリフティング

・アウトサイドでリフティング

 

※リフティングはボールの中心をとらえるための基本練習です。

 リフティングのための練習は試合の役に立ちませんが、浮き球トラップ・

 強シュート・正確なパスを身に付けるためには最適なトレーニングです。

 毎日とは言わないまでも必要無いビギナー選手はいないはずです。

 

☆プレッシャーを回避するためのインサイドキック練習

・2人1組で分かれて、15m程度の距離で向かい合う。

・パスを受けて、足裏でトラップし、ボールを軽く前に転がしてパスを出すのは

 DFからのプレッシャーが緩い場合。

 プレッシャーが厳しい時に同様のプレーをしてしまったら、DFにボールを

 奪われてしまう。

 だから、足裏でトラップしたら軸足(片足)でジャンプすると同時に

 ボールを押さえている足裏も浮かして、軸足が地面に着地するのを踏み込みとして、

 インサイドキックでパスを出す。

 その場でジャンプして踏み込んで蹴るようにする。

・足裏でボールを止めて、即蹴るイメージ。

 

☆インサイドキック練習

・2人1組で分かれて、15m程度の距離で向かい合う。

・ノートラップでのインサイドキックを数分間行う。

 

☆トラップからのパスコースを確保する練習

・2人1組で分かれて、15m程度の距離で向かい合う。ボールは1つ。

・ボール保持者に対面の人にパスを出す。

 パスを受けた選手は足裏でトラップし、そのトラップした足裏でボールを

 またぐようにし、着地と同時に攻めているゴールの方向へ体と軸足を動かす。

 そのような向きにする事によって前を向けるし、パスコースが増える。

・前を向いたらパートナーにパスを出す。

・これの繰り返し。

 

☆FIXOとしてのボールキープ練習(1対1)

・センターラインと自陣ゴールの間ぐらいの位置でFIXOとしてボールを

 保持しているイメージでプレーをする。

 自分の目の前には相手PIVOがDFとしてついている。

・オフェンスFIXOは横にドリブルし、DFのプレッシャーを回避する。

 左右どちらかのサイドラインを突破したら勝ち。

 切り替えしやフェイントを駆使する。

・DFはオフェンスに正対し、切り替えし等について行く。

 ボールを奪う時は足で行かずに腰と腿、そして腕を使って体で奪いに行く。

 ボールを奪えばDFの勝ち。

 

☆1対2(DFが2)

・FIXOの位置にボールを集め、FIXOがALAにパスを出してスタート。

・FIXOはパスを出すだけの役割。基本はALA対DF2人。

・DFは1stDFと2ndDFに分かれ、縦並びになる。

 2ndDFが1stDFに「中を切れ」と指示を出し、縦に行かせるようにオフェンスを

 誘導する。

 オフェンスに縦にドリブルして来たら1stDFに「寄せろ」と指示を出して、

 更に自分もライン際の縦のコースに素早く体を入れてボールを奪う。

・ボールを奪う時は足で行かずに腰と腿、そして腕を使って体で奪いに行く。

 ボールを奪えばDFの勝ち。

・シュートを打てばオフェンスの勝ち。

・左右両サイド行う。

 

☆GKとの1対1

・センターライン付近からサイド(第2PKの高さ)に開いたコーチにパスを出して、

 ペナルティエリアに向かって真っ直ぐ走る。

 「パスを出したら走る」の意識を高く持つ。

・コーチからのワンツーパスを受けたらGKと1対1を行う。

・走っている間にGKの位置とコーチからのパスの強弱や位置によって、

 どのようなシュートを打つのか、どやって得点するかをイメージする。

・ファーストタッチの強弱や角度、触る部位によってその後のプレーは

 様々に変化する。

 その変化がミスに繋がるのか、それとも自分の意思によって変化させるのかで、

 GKとの1対1の成否が決まる。

 

(1)ノートラップシュート(ゴールの上下左右の四隅を狙って)

(2)2タッチシュート(トラップで蹴りやすい位置にボールを動かす。

  またはトラップでシュートコースを作る。角度を作る。)

(3)GKが前に飛び出して来たらループシュート

(4)GKに突っ込むように真っ直ぐドリブルし、GKの手か足が届くギリギリの

  位置まで来たら素早く足裏で真横にボールを転がしてGKをかわす。

  その後、無人のゴールに流し込む。

 

☆4対4+GK

・GKのクリアランスからスタート。

・DFは前からボールを奪いに行く。

・オフェンスは前プレの回避を練習。

・オフェンスはGKからパスを受けたら縦パス、PIVO当て、逆サイドへの横パスと

 選択肢を3つ持つ。

・DFは基本、中を絞って縦に出させる。

 縦に出させたら「サンド」。

 

☆ゴールクリアランスからの攻撃練習

・オフェンスはセンターサークル付近にPIVOを配置し、他の3人が横一列になる。

・FIXOはペナルティエリアの頂点に立ち、横を向いてGKと自分のDFの位置両方を

 常に見れるような体の向きをする。

 ALAの2人はコーナーアーク付近まで下がる。

・DFが縦を切りながらマンツーマンディフェンスをして来たら、GKはALAと

 PIVOの間(ライン際)に出してALAを走らせる。

・DFが中を絞ってなかったら直接PIVOに出しても良い。

・DFが中を絞ってきたらGKはALAに出す。ALAはすかさずPIVOをサイドに流して、

 PIVOに縦パスを入れる。

 逆ALAがすかさずPIVOの位置に動いてフォローをする。

 

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以上が09,5/17(日)のMIORACLONチーム練習です。

チーム練習や自主トレの参考にしていただけたら幸いです。