ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

07,11/24(土)コーディネーショントレーニング講習会・レポート

07,11/24(土)に開催した【コーディネーショントレーニング講習会】

の内容を公開を致します。

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※コーディネーショントレーニングは大きく7つに分類されます。

①定位能力

②変換能力

③リズム能力

④反応能力

バランス能力

⑥連結能力

⑦識別能力

 

☆アップ

・ボールを使ってのキック&ステップ

☆ストレッチ

☆反応能力トレーニング(1)

・腕立て伏せをする格好になって手を叩く。

☆変換能力+反応能力+帝位能力トレーニング

・4人1組でボール1個保持。

 3人で2mの正三角形を作り、手でボールを持つ。

 その中に鬼役が1人入る。

・3人がヘディングで鬼にボールを当てたら鬼の負け。

・3人は手でボールを回し、鬼は常にそのボールに注意を払う。

 3人は鬼の位置と体勢を見て、手で回しているボールを

 ヘディングで鬼当てたら勝ち。

 鬼はそのヘディングボールに当たらないように避ける。

 常に目視する。

バランス能力トレーニング(1)

・2人1組でボールの奪い合い。

 1人がボールを胸でかかえて、もう1人がボールに手をかけて奪う。

バランス能力トレーニング(2)

・2人1組でボールの奪い合い。

 1人がボールを亀のように体を丸めてボールを抱え込む。

 もう1人がボールを奪う。ボール以外に触れてはいけない。

バランス能力トレーニング(3)

・片足相撲(2人1組)

 片足で立ち、相手と接触した状態から押し合う。

 先に地面に両足を付いたら負け。

バランス能力トレーニング(4)

・手押し相撲(2人1組)

 腰を曲げて体の前で相手と手のひらを合わせた状態で押し合う。

 先にバランスを崩したら負け。

バランス能力トレーニング(5)

・肩押し相撲(2人1組)

 腰を曲げてお互いが相手の肩に手を置いた状態で押し合う。

 先にバランスを崩したら負け。

☆変換能力+反応能力+連結能力トレーニング

・2人1組でプレーヤーと指示出しに分かれる。

・マーカーコーンを1m間隔で3個横並びに置く。

・横並びに置いたマーカーを右から①、②、③とする。

 プレーヤーは②のマーカー前に立つ。

 指示出しが①~③と声で指示を出すので、その指示に従って、

 ①~③のマーカーを触る。

 移動は常にサイドステップ。

 マーカーを触る度に必ず②のマーカー前に戻る。

☆リズム能力トレーニング

・ケンケンパ

・片足でケンケンパを行う。1,2,3の一定のリズムで行う。

 常に踵を上げ膝を軽く曲げた状態で素早く行う。

☆変換能力+反応能力+連結能力+リズム能力トレーニング

・コーチの指示に合わせてステップを踏む。

 コーチの手に常に注意を払う。

 コーチの手が上にあれば軽くジャンプ、右にあれば右にツイスト、

 左にあれば左にツイスト、手が伸ばした状態で右にあれば右に360度回転、

 手が伸ばした状態で左にあれば左に360度回転、

 下にあれば地面を両手で触る。

・上記動作を素早く行う。

☆連結能力トレーニング(1)

・20m程度走る。

 前方にダッシュし、途中で一回転してまたダッシュ。

 最初は一回転だけ行う。

 慣れてきたら20m走る間に右一回転・左一回転行う。

・常に前方を見る。下を見ない。

 踵を上げて、ステップは細かく。

 大またにならない。

・一本ラインを引いて、回転してる際もそのラインから外れないようにする。

☆変換能力+反応能力トレーニング

・ハンカチ落とし

☆連結能力トレーニング(2)

・ラダー

・7~10種類を5~7分間で出来るだけ沢山行う。

 どのステップも視点は前、下を見ない。

 腿をしっかり高く上げて素早く行う。

 腕をしっかりと早く振る。

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以上がトレーニング内容になります。

全ての能力向上トレーニングを行ったわけではありませんが、

ここに挙げた物は全て気軽に楽しみながら行えるトレーニングです。

短時間で行えるものばかりですので、ぜひ日頃から少しずつ

トレーニングを積んでいって下さい。

みなさんの運動能力向上に役立てていただけたら幸いです。