ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09.5/25(月) 月曜初級クリニック

09,5/25(月)に府中SGで行った月曜初級クリニック、

【テーマ:足裏ボールコントロール】のレポートになります。

☆DFをかわすための足裏技術向上(1)

・5m間隔でマーカーをジグザグに置き、プレーヤーはジグザグにドリブルで

 進んで行く。

・右側のマーカーへのドリブルは右足で、左側のマーカーへは左足のみでドリブルする。

・右側のマーカーへ右足でドリブルをしたらマーカー手前で右足裏を使い、

 ボールを止める。

 ボールを右足裏で止めたら左側(真横)に転がす。

 ボールを左側に転がしたらそのまま左足で左側のマーカーへドリブルする。

 左側のマーカーへ左足でドリブルをしたらマーカー手前で左足裏を使い、

 ボールを止める。

 ボールを左足裏で止めたら右側(真横)に転がす。

 ボールを右側に転がしたらそのまま右足で右側のマーカーへドリブルする。

 これの繰り返し。

<ポイント>

・ボールを止めて横に転がす際に、ボールを止めない足(軸足)がボールの近くにあると

 非常に邪魔で、ボールを横に転がすのが難しくなってしまう。

 軸足は邪魔にならないようにボールよりも少し離れた位置に置かなくてはいけない。

【右足で右側マーカーへドリブルする場合】

・イメージとしては右足アウトサイドかインステップを使って、

 ボールを自分の体の右斜め前に転がしながらドリブルし、

 ボールを止める際には軸足である左足はボールの左斜め後ろに置くとプレーしやすくなる。

☆DFをかわすための足裏技術向上(2)

・応用として、上記のトレーニングでボールを足裏で止める際に、

 シュートを打つように大きく足を振りかぶって、キックフェイントとして

 シュートを打つように足を振り下ろしたらそのまま足裏でボールを止める。

 ボールを止めたら(1)同様にプレーをする。

・ドリブル→キックフェイントからの足裏ストップ→足裏でボールを真横に転がす→ドリブル

 これの繰り返し。

【右足で右側マーカーへドリブルする場合】

・イメージとしては右足アウトサイドかインステップを使って、

 ボールを自分の体の右斜め前に転がしながらドリブルし、

 ボールを止める際には軸足である左足はボールの左斜め後ろに置くとプレーしやすくなる。

☆左右への素早い展開(足裏ボールコントロールからのパス)

・マーカーを5m間隔で菱形にセットする。

・各マーカーの一歩後ろに1人ずつ立つ。

・マーカーがDFだと想定して、マーカーにボールを当てないように意識する。

・体の向きは対面の人を向く。

 例えば、右側にボール保持者がいて、その選手からパスをもらうからといって

 その選手を向いてしまうと、反対側にパスを出すのにいちいち向きを変えて、

 なおかつボールも足裏で転がして動かすため時間がかかってしまう。

 時間短縮及び、スムーズに逆サイドにパスを展開出来るように、

 体の向きは対面の人を向いて、自分以外の3人(右、左、正面)全員が

 見れるようにする。

<時計回りのパス回しの場合>

・右から来たパスは右足でトラップし、足裏でボールを軽く左に転がして、

 軸足となる右足を一歩踏み込んで左足でパスを出す。

<逆時計回りのパス回しの場合>

・左から来たパスは左足でトラップし、足裏でボールを軽く右に転がして、

 軸足となる左足を一歩踏み込んで左足でパスを出す。

☆プレッシャーがある中での足裏ボールコントロールと左右の展開

・5対1でのパスゲーム

・オフェンスは2タッチでプレーをする。

・ディフェンスがボールを奪いに来るので、左右どちらにもすぐにパスを出せるように、

 体の向きに注意し、足裏でボールを蹴りやすい位置に置く事を心がける。

☆ゲーム

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以上が5/25(月)に行ったナイタークリニックのトレーニングメニューに

なります。

チーム練習や自主トレーニングの参考にしていただけたら幸いです。