ボールウォッチャーになってはいけない理由
先日、サッカー日本代表のE-1選手権という大会があり、
サッカー日本代表は北朝鮮・中国・韓国と試合を行いました。
そのE-1選手権の最終試合、韓国戦で4失点したのですが、
試合中多く見られたプレーがボールウォッチャーでした。
ボールウォッチャーとはその名の通り
「ボールを見てしまう人」を指します。
サッカー選手が守備時に最もやってはいけない
プレーの一つです。
ボールウォッチャーがどうしてダメなのか?
それはマークするべき「人」を見失い、
裏を取られてしまうからです。
ボールを見てしまうとボールサイドに
身体を向けてしまうため、
相手選手が背後を走っていることに
気づきません。
この、背後を相手選手が走っていることに
気づいていないことが危険なのです。
裏を取られるということは即失点に繋がる
ことを意味します。
裏を取られるとDFラインを崩されるので
ピンチです。
正面であればGKと1対1の状況になってしまいます。
サイドであればえぐって折り返しのパスを出されたり、
深い位置からクロスを上げられてしまうので、
DFは戻りながらの守備をしなければならず、
危険な場面を作り出されてしまいます。
だから「ボールウォッチャー」に
なってはいけないのです。
改善する方法は一つです。
身体の向きと首の向きを調整すること。
ただこれだけで改善することが出来ます。
次回は具体的な改善方法とトレーニング方法について
書いてみたいと思います。