2018.8/11(土) 高校部活動トレーニング
2018.8/11(土)に行った
高校の部活動トレーニングになります。
●体幹トレーニング
フロントブリッジ、サイドブリッジ(左右)、仰向けで足上げ
※小学生を対象とした60秒×1セット(合計5本)
高校生なので120秒×3セットが理想。
ウォーミングアップをどうして行うのか、
理解が必要。
理解せずに行うのであれば
楽しみながら体を暖めるリフティングを
ウォーミングアップにしても良い。
※リフティングがどうしてウォーミングアップに
なるのか考える
●9人でフルコートゲーム
1対1対1対・・・
自分以外、全員が相手となる。
自分以外誰がボールを持っていても
奪い返しに行かなければいけない状況を生み出す。
フットボールの基本となる3つのプレー
(自分がシュートを決める、ボールを運ぶ、ボールを奪う)
を養う。
その場から動かずに勝手にボールが
自分の近くに来る状況を待つのはNG。
フットボールの本質、原則から外れている。
●シュートトレーニング
サイドをドリブル突破→シュートをファーサイドに打つ。
フットボールの基本となるファーサイドに
シュートを打つことを身につける。
シュートはサイドネットに決められればベスト。
シュートを外したとしても、
グラウンダーならばOK。
(オウンゴールやGKが弾いたボールを押し込むプレーが望めるため)
ゴールバーの上には決してふかさない。
ふかすぐらいなら強くシュートを打つ必要はない。
弱いシュートでもファーサイドに打てれば
味方が走り込んでいる。
ニアサイドには絶対に打たない。
ニアサイドへシュートを打って外すプレーはNG
右サイドからのシュートは右足
左サイドからのシュートは左足
逆足ではファーサイドにシュートを打てない。
特に左サイドでプレーする際、
左足でシュートを打てない選手が
利き足に持ち替えている間に
ボールを奪われたり、シュートコースがなくなって
結局バックパスをするケースがJリーグでも多い。
両足使えるようにすること
●シザースフェイント解説
ゆっくりドリブルして、またぐタイミングを
体のリズムに合わせるプレーはNG。
リズムを合わせる「刻むドリブルからの
シザースフェイント」は相手ディフェンスが
ボールを奪うタイミングを合わせやすい。
フェイントをかける意思がない状態(ゼロ)から、
一気にトップスピードでまたぐ。
●シザースフェイントトレーニング
<左足でまたぐ場合>
(右足でドリブル突破したい、右足でシュートを打ちたい、
右足でクロスを上げたい)
左足でまたぐ→右足アウトサイドで前方に押し出す→
右足の足裏でボールをその場に止める→左足でまたぐ
以上を繰り返す。
左足は絶対にボールに触れない。
ボールに触れるのは右足だけ。
※右足でまたぐ場合は上記プレーの逆
●シザースフェイントからドリブル突破のゲーム
約2m幅のラインゴールを用意。
二人一組になり、オフェンスとディフェンスに分かれる。
ディフェンスはラインゴール上でプレー。
ディフェンスはライン上で一歩だけ動いて
ボール奪取を狙う。
フェイントに引っかかって一歩でも動いたら負け。
オフェンスはシザースフェイントを駆使して
ラインゴールをドリブル突破する。
ラインゴールを突破することができれば、
ディフェンスに触られてもゴールとなる。
※本来ならば勝ち負けでランクアップさせて
順位を競う流れでやりたかった。
(チャンピオンコート、2位、3位~)
途中で人数が減ったこと、サッカー初心者が
熱心にシザースフェイントをマスターしようと
取り組んでいたことを受けてゲーム形式は中止。
●4バックの組織だった守備の構築
ディフェンスの4人は横へのスライドと
味方への指示のみでディフェンスラインを
突破されないように守る。
オフェンスはドリブル突破禁止。
オフェンスは裏へのスルーパスとワンツーパス
のみでディフェンスラインを突破する。
オフェンスはオフサイドにならないよう
工夫する必要がある。
何も工夫することなく、一本のスルーパスだけで
ラインを突破しようとすると
当然オフサイドになってしまう。
走るタイミング、裏に抜けるタイミング、
パスを出すタイミング、全てのプレーに
連携を取るためのコミュニケーションが求められる。
※ボディランゲージ、声かけなど
オフェンス・ディフェンス共に
ポジションチェンジはなし。
以上です。