2018,8/12(日)競技チームトレーニング
2018,8/12(日)に行った競技チームの
トレーニングメニューを公開します。
チーム練習等の参考にしていただけたら
幸いです。
●ウォーミングアップ1
4人もしくは5人一組でチームを作り、
2人と2人に別れてそれぞれ
縦並びになって向かい合う。
(5人の所は3人と2人で向かい合う)
片方が対面にいる選手の膝下辺りに
浮き球を軽く投げ、反対側の選手は
ノートラップでインサイドキックをする。
パスは対面にいる選手の胸辺りに返す様に蹴る。
投げた選手は投げたらすぐに反対側の
キックする列の後ろに並び、
キックした選手はキックしたらすぐに
反対側の投げる列の後ろに並ぶ。
右足インサイドキック×20本連続で成功させる
左足インサイドキック×20本連続で成功させる
右足インステップキック×20本連続で成功させる
左足インステップキック×20本連続で成功させる
●ウォーミングアップ2
2人一組を作り、2人でボールを1個保持。
2人が2m程度の距離に離れて向かい合い、
ボールを2人の間に置く。
お互いで合図をして足ジャンケンを行い、
勝った選手はボールを拾って好きな
ドリブルをしながら相手選手の周りを
一周してボールを元の位置に戻す。
ボールを置いたら再度足ジャンケン。
足ジャンケンを行う前から両足で軽い
ステップを踏むこと。
上記内容を繰り返す。
●ウォーミングアップ3
2人一組を作り、2m程度の距離に
離れて向かい合う。
お互いで合図をして足ジャンケンを行い、
勝った選手はすぐに両足を大きく広げ、
負けた選手は相手選手の股の間をくぐり抜け、
元いた位置に戻る。
元の位置に戻ったら再度足ジャンケン。
足ジャンケンを行う前から両足で軽い
ステップを踏むこと。
上記内容を繰り返す。
●トレーニング1
フルコートを使用してのシュート。
ゴールクリアランスから裏への飛び出しを
想定してのカウンターシュート。
FP全選手を二組に分け、右サイドの
コーナーアーク二箇所に分かれる。
(対角のコーナーアーク)
GKがボールを保持した状態から開始。
両ゴールにいるGK2人がお互いの状況を見て、
2人共に投げられる状態になったら合図して
同時に右サイドラインに向かって
前に走らせるボールを投げる。
右サイドのコーナーアークにいたFPは
GKのクリアランスに合わせて
サイドライン沿いを駆け上がり、
2タッチ以内でシュート。
5分ほどで左サイドに移行する。
ファーサイドへシュートを打つため
右サイドは右足でシュート、
左サイドは左足でシュートを打つこと。
プレーイングタイムで1分間、FPとGKで得失点勝負
●2対2+PIVO・GK
ゴールクリアランスから2対2を開始。
FIXOの2人はポジションチェンジなし。
PIVOのポジションはセンターサークルに固定。
FIXO2人が横パスを10回行う間にPIVO当てを狙う。
守備側はオールコートプレスを仕掛け、
FIXOにプレッシャーをかける。
ボールホルダーのマークは縦切り、
逆サイドの選手はPIVOへのパスコースを切るために
ポジションを絞って中切り。
PIVOにパスを入れさせないことが第一優先。
PIVOにパスを入れられたらディフェンスは
追いかけない。
PIVOにパスを入れられた場合、PIVO当てをした
オフェンスの選手がPIVOに「ターン」と声をかけ、
PIVOはターンして相手GKと1対1の状況で得点を狙う。
FIXOとFIXOがパス交換をしてPIVO当てを狙う際、
2人はコートの横幅を20mいっぱい使うことで
ディフェンスの距離が広がり、PIVOへの
パスコースも開いて来る。
しかし、コート中央へ足裏で押し出すトラップは、
PIVOにパスを入れる時だけ使うようにすること。
足裏でコート中央へ押し出すトラップばかりだと
FIXOとFIXOの距離が縮まり、PIVOへのパスコースが
なくなってしまう。
意図のない足裏で押し出すトラップは多様しないこと。
PIVOにパスを入れたいならば、ディフェンスの
リズムを崩すことと、ディフェンス2人の距離を
開くことが重要になる。
全てのプレーを「トラップ→パス」というように
2タッチで行うとトラップしたことで次のプレーが
遅くなり、ディフェンスがポジションを修正する
時間を与えることになる。
よって、PIVOにパスを入れるには工夫することが必要で、
1タッチでPIVOにパスを入れるダイレクトプレーも
入れることでPIVOにパスが入るようになる。
●ハーフコートゲーム(4vs4+GK)
ポジション毎に守備の役割を明確にするためのトレーニング。
オフェンスはポジション固定でPIVO、両サイドのALA、FIXOに分かれる。
ディフェンスはそれぞれオフェンスにマンツーマンでつく。
ゲームはキックインから開始する。
キックインの守備は、PIVOは相手PIVOへのパスコースを消す、
キッカー近くのALAはFIXOの指示で縦or中のパスコースを消す、
逆サイドのALAは裏を取られないことを第一とし、
キッカーと逆サイドのALA、両方を見られるポジションを取り、
一発で逆サイドに飛ばすパスを蹴って来たら
スライディングしてでもカットできる様に準備をしておく。
ボールホルダーをマークする選手を頂点とし、
常にいびつな菱形のポジションを形成して守ること。
FIXOは相手PIVOにパスを入れられた場合、
ターンさせないことを第一優先とする。
攻撃側のALAが後ろに下がる様なトラップをしたり、
後ろに下がるようなプレーをしたらディフェンスラインを
押し上げ、相手陣内にいる相手選手たちに
プレッシャーをかけて行く。
雑なプレー、雑なパスを誘発させてボール奪取を狙う。
FIXOからALAヘのパスが弱かったらスライディングしてでも
パスカットを狙う。
●パスゲーム
視野の確保、状況判断のスピードアップが求められるトレーニング
6人一組に分かれ、ボールを一個使用
ボールホルダーは自分がパスを出す相手に次にパスを
出して欲しい選手の名前を言ってパスを出す
パスを受けた選手は1タッチで言われた名前の選手にパスを出す
Cはパスを一度トラップしたらボールを止め、ボールホルダーになる
Cは誰でも良いのでパスを出す選手を決めたら
パスを出す相手に次にパスを出して欲しい選手の
名前を言ってパスを出す
(例)
AがBに「C(名前)」と言ってパスを出す
BはCに1タッチでパスを出す
Cはパスを受けたら一度ボールを止め、
ボールホルダーになる
Cは誰でも(A,D,E,F)良いので、
選手の名前を言ってからパスを出す
●ゴールクリアランスからの展開
FIXOの状況把握と最適なプレーの選択が求められるトレーニング
ゴールクリアランスを4対1の状況で始める
オフェンスのポジションはBOX型で、自陣側の2人は
ゴールクリアランスを受けられるよう、それぞれ
ペナルティーエリアの外で待機する
PIVOALA役となるオフェンス前方の2人は、
自分にとって対角にいる選手にゴールクリアランスが
出たら、そのまま対角線上に真っ直ぐに
センターサークル付近へ下りてパスコースを作る
ディフェンスは1人
第2PKマーク付近で待機、ゴールクリアランスを
受けたFIXOに対してプレッシャーをかける
プレッシャーのかけ方は縦切りもしくはPIVOへの
パスコースを切る方法のどちらか二択
FIXOはディフェンスのパスコースの切り方を見て、
最適なプレーを選択すること
PIVOへのパスコースが切られていたら
サイドラインに張っているPIVOに縦パスを出す
ディフェンスが縦切りしていたらセンターサークル
付近へ下りて来たPIVOにパスを出す
●PK練習
試合を想定して2チームともセンターサークルに並ぶ
他選手が蹴っている間にチームとしてどのように待機するのか、
肩を組む・手を繋ぐ・それぞれバラバラに、など
カップ戦で実際に自分たちがPK戦になった時、
どのような態度で臨むのかを考えてトレーニングすること