ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

2018,9/12(水)競技チームトレーニング

2018,9/12(水)に行った競技チームのトレーニングメニューになります。

 

●ウォーミングアップ

・軽めのストレッチ(1種目3秒程度)

・体幹トレーニング(1)

 両手を胸の前で交差して胸につけた状態で片足を上げる。

 片足立ちのまま60秒キープ。手は胸から離さない。

 体幹でバランスを取ること。

 右足立ち60秒、左足立ち60秒。

・体幹トレーニング(2)

 ランジウォーク(フロント20m、バック20m)

 ラダー(10種目×2セット)

 10mダッシュ(前、ターン、サイド、ジャンプ→着地→加速)

 

【FPトレーニング】

●BOXのパス回し

・マーカーで5m×5mのグリッドを作り、

 各マーカーの後ろに2人ずつ並ぶ。

 横パス→縦パスをスムーズに行い、パスを出したら

 パスを出した先のマーカーへ走り、列の後ろに並ぶ。

 パスは足裏でトラップし、トラップと同時に一瞬で前を向き、

 なおかつトラップでボールを逆足で蹴りやすい場所に置く。

 トラップした足とは逆の足でパスを出す。

 

●クワトロのパス回し

・ボールホルダーが逆サイドに横パスを出し、

 DFとDFの間に入って逆サイドの選手と縦の選手と

 3人でトライアングルの形を作る。

 DFとDFの間に入った選手に一度ボールを預け、

 真ん中にスライドしてからリターンパスをもらう。

 パスを戻した選手は元いたサイドに開く。

 リターンパスをもらった選手は逆サイドの選手に

 横パスを出す。

 横パスを出したらDFとDFの間に入る。

 DFとDFの間に入って逆サイドの選手と縦の選手と

 3人でトライアングルの形を作る。

 DFとDFの間に入った選手に一度ボールを預け、

 真ん中にスライドしてからリターンパスをもらう。

 パスを戻した選手は元いたサイドに開く。

※上記の動き、パスを繰り返す。

 

●クワトロのパス回しからシュートまで持って行く

・DFとDFの間に入った選手の体の向きが

 外を向いていた場合、

 サイドの選手にパスを出してパラレラ

 もしくはワンツーで突破。

 逆サイドの選手がファー詰め。

・DFとDFの間に入った選手の体の向きが

 攻めるゴールに背を向けていた場合、

 パスを出した選手にもう一度ボールを戻す。

 間に入った選手が楔のパスを後ろに戻すと同時に、

 サイドの選手は裏を取るため走り出す。

 リターンパスをもらった選手は裏に走った選手へ

 ロングパスを出す。

 逆サイドの選手がファー詰め。

 

【GKトレーニング】

●グラウンダーのスロー

 2人が3mの距離で向き合い、右手と左手、

 左手と右手でグラウンダーのスローでパス交換。

 

●胸の高さで速いスロー

 2人が10mの距離で向き合い、ライナー性の速いボールを

 相手の胸めがけて投げる。

 キャッチから投げるまでのプレーを素早く行うこと。

 

●下手投げで滞空時間長く、高く投げ上げるスロー

 2人が30mの距離で向き合い、膝の屈伸運動を使って

 体全体でボールを高く投げ上げる。

 ノーバウンドで届くように。

 

●面を作ってのシュートブロック

 ペナルティエリアのラインに沿って、

 ニア側斜め45度にボールを一個持った人を配置する。

 そしてコーチがPKマークでボールを持って待機。

 スタート地点はゴールの中心とボールを結んだライン。

 基本は中腰。股を通されない足幅のまま、

 細かく素早く前進する。

 中腰のままボールの位置まで飛び出して行く。

 コーチの合図でGKは飛び出し、ニア側のシュートを

 ブロックする。

 左右のボールはそれぞれ膝を折り、踵と膝で

 股抜きされないように壁を作り、

 両手を開いて弾き返すような動作をする。

 ニアのシュートをブロックしたタイミングで、

 コーチは逆サイドの下スミへグラウンダーの

 シュートを打つ。

 コーチが打ったシュートに対してGKは

 飛びついてシュートを弾く。

 

●GKアングルプレー(1)

・GKがゴールマウスに立ち、FPはペナルティエリアの

 右斜め45度、60度、正面、左斜め45度、60度の5箇所に

 それぞれボールを1個ずつ持って待機する。

・GKの飛び出しを見て、右から順にシュートを打って行く。

 シュートは正面へ。

 GKは基本姿勢に構え、シュートを打たれる位置へ

 ポジションを修正する。

 (サイドステップやクロスステップで素早く移動する。)

・ニアサイドはポストの前方へ出る。

・移動後は全てプレジャンプ→キャッチとする。

・正面の3箇所はパントキック、両端はグラウンダー。

 

●GKアングルプレー(2)

・上記と同様にプレー。

・正面の3箇所はグラウンダー、両端はパントキック。

 

●GKアングルプレー(3)

・(1)と同様にプレー。キッカーは全員パントキック。

・GKは全てのシュートを一度地面に

 たたき落としてからキャッチ。

 

●4対3のハーフコートゲーム

・オフェンス4人、DF3人のゲーム

 オフェンスは間を使い、常にトライアングルを作ること。

 DFは縦切りを徹底。 

 

以上が2018,9/12(水)に行った競技チームのトレーニング内容です。

チーム練習等の参考にしていただけたら幸いです。