ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

コラム

ロングボールを禁止にしてみませんか運動(3)

久しぶりのコラムです。 高校生や中学生、 小学生に【フットサル】を 教えている、 指揮を取っている という方にはぜひ 熟考していただきたいです。 しつこいようですが、 私は10代でのロングボールは 反対です。 小さい頃、ボールを 蹴り始めた時の純粋な …

ロングボールを禁止にしてみませんか運動(2)

サロンからカンポへ以降する ブラジルでは元々の フットサルレベルが高い。 若年層から前プレを 回避出来る技術と知識と 体の使い方が身につく環境にある。 でも、カンポからサロンへ 以降する日本がサロンの レベルを上げるには どうしたら良いのか・・・ …

ロングボールを禁止にしてみませんか運動(1)

先日、某集まりがあり、東京のU-18年代フットサルの現状、 そして各チームの戦い方について熱く語って来ました・・・。 ですが、理解をしめしてくれたのは審判の方々を含めた ごく一部で、監督やコーチ仲間は「?」でした。 「だってそれが勝利への一番の近道…

09,11/22 トカール戦 マッチレポート

●東京都フットサル女子オープンリーグ 第8節 ・対戦相手:トカール ・結果:1-8(鱒渕) 前節、何もかもやりそびれた試合をしたことで、今日はみんなで戦う気持ちだけは忘れない!と心に決めて試合に臨んだ。 ミーティングでは、できるできないでなくまずやろ…

尊敬に関する格言

瞬間的に尊敬は獲得出来るが、本物の尊敬は時間をかけて得るしかない Jリーグでは滅多に聞く事のない監督批判ですが、 海外では当たり前のように批判や批評が表に出ます。 メディアを通じて伝える場合も、直接ロッカールームで言う場合もあります。 クラブに…

09,10/4 トルネード戦レポート

トルネード戦を終えて…。 前回の戦い方と全てが大きく違った。 前回、みんなが感じた充実感はなく、試合後は大きなため息と後悔、 今までに味わった事のない絶望感を感じた。 この日は、全員が全力を出し切る事なくなんとなく戦い、 勝てたかもしれない相手…

全日本ユース(U-15)東京都大会レポート

09,9/27(日)に行われた全日本ユース(U-15)東京都大会1次ラウンドのレポートです。 ☆出場メンバー:露、盛、西、晃、泰、河、歩、井、住、原 【第1試合:FOOTBOZE FUTSAL ○3-1(河野、齊藤、原野)】 FOOTBOZEとはユースチームが何度も対戦していて、 ジュニア…

U-18年代のロングボールについて

先日、U-15の全日本ユースで東京西部にある強豪チームの監督さんと お話しをする機会がありました。 U-15の試合を見ながら各チームの戦い方や個人能力に触れ、 「選手が指導者の駒になっている」とおっしゃっていました。 チームが勝たなければ首になってし…

09,9/22 FUGA MEGURO Ladies戦レポート(2)

09,9/22に行われた東京都女子フットサルオープンリーグ第6節 FUGA MEGURO Ladies戦のマッチレポートの第二弾です。 優勝候補の一角であるチームとの対戦は非常に有意義なものとなった。 我がMIRACLONは結成半年程度、そして私はフットサルの「フ」の字も意味…

09,9/22 FUGA MEGURO Ladies戦レポート

09,9/22に行われた東京都女子フットサルオープンリーグ第6節 FUGA MEGURO Ladies戦のマッチレポートの第一弾です。 【試合前】 選手全員でそれぞれ今日の試合の目標を言い合いました。 また、チームとしての戦い方(守備やセットプレー)を確認しました。 な…

09,9/18(金) 町田JFC練習試合

09,9/18(金)に東京にある中学生年代のサッカーチームで強豪と言われる 「町田JFC」とフットサルの練習試合をして来ました。 会場は町田にある小学校の校庭・・・ フットサルの試合を土のグラウンドで、スパイクを履いてプレーするのは なんとも奇妙な光景で…

ハムストリングスの怪我、故障の予防について

●ハムストリングスとは? 大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋をスポーツ界でハムストリングスと言います。 ●役割 静脈血を内臓に送り返す最重要なポンプの役目を果たしている。 ●どんな筋肉? 最大の瞬発力を生む筋肉。 ●怪我、故障の原因 (1)深部の「冷え」が…

フットサル2,3級審判更新講習会へ行って来ました。

09,9/6(日)に府中市グリーンプラザで行われた フットサル2,3級審判更新講習会へ行って来ました。 2009年にFIFAはルール改正を行わなかったという事で ルールブックは2008年と同様の内容になっているそうです。 ただし、以下の内容は変更になっています。 (1)…

育成の現場から

おもわず「育成の現場から」というタイトルをつけずにはいれれない気持ちになってしまいました。 プロのスポーツ選手にとっての目標やモチベーションを考えた時、 ・給与 ・名誉 ・良い環境の獲得 ・スポンサー獲得 ・自身の価値を高める etc・・・ これらが…

なぜ今フットサルなのか、、、(2)

なぜ日本はU-6、U-12のような若年層から11人対11人のフットボールなのでしょうか? ☆比較してみましょう(1) ・コートの大きさ→サッカー=大、フットサル=小 筋力が発達していなくて体の小さい子供たちにとって、大きいコートと 小さいコートどちらで…

養育施設・孤児院等へのボランティア

勝手な解釈ですが、都内だけでも多くの養育施設・孤児院があると思う。 そこで過ごしている子供たちはスポーツを、【将来に繋がる】 ような環境で楽しめているのでしょうか。 もしくは【将来へ繋げる】事が出来ているのでしょうか。 もし、子供たち自身がそ…

なぜ今フットサルなのか、、、(1)

2,3年前から「若年層でのトレーニングにはフットサルが良い」という考えが 増えて来ました。 2002,W CUPのロナウドの得点シーンがどのメディアでも 「フットサルをやっていたから」「フットサルならではのゴール」だと取り上げられ、 最近では「ロナウジ…

ブラジルのリーグ戦~若年層~

2008,4/5現在、私はブラジルのロンドリーナという街にいます。 今週末は全カテゴリーのリーグ戦があるという事で試合当日を楽しみにしていました。 そして待ちに待ったリーグ戦を観戦したのですが、 ブラジルは本当にFUTSALが文化として根付いていると 感じ…

フットサルブラジル留学を考えている選手・指導者へ

私自身がブラジルでプレーした経験と、現地の代理人に聞いた事を 少し書かせていただきます。 【選手として留学するにあたって】 プレーヤーとして学ぶには1,2ヶ月では難しいと思います。 渡航して1~2ヶ月は体が上手く動かす事が出来ません。 体を思う…

得点力とは?

今までに公式、非公式を合わせて数え切れないくらい 多くのチームを指導してきました。 その中でよく聞かれた質問が、 「得点を増やすにはどうしたら良いですか?」 というものです。 「得点を増やすにはどうしたら良いのか?」 ↓ 「シュートを打つ!!」で…

真剣に競技を楽しむ~ルールを覚える~

サッカーとフットサルに違い。 それは・・、「コートが広いか狭いか、人数が多いか少ないか、 敵が遠いか近いか」だと思う。 ここまで違いがはっきりしてると、当然戦い方という物も変わってくると思います。 それなのに、いくつものフットサルチームの試合…

クールダウンの重要性

みなさんはフットサル・サッカーをプレーした後にちゃんと クールダウンをしていますか? 私は日本一を目指しているフットサルチームで指導をしていますが、 練習・試合後の「クールダウン」は必ず行います。 軽くジョギングしたり、ストレッチやアイシング…

守るためではなく、得点するためのディフェンス!

みなさん、「オールコートプレス」という言葉を聞いた事はありますか? フットサルに限らずバスケットボールでも同じ言葉があります。 相手側陣地から積極的にプレスをかけて、楽にプレーをさせないディフェンスです。 私はこれを「得点するためのディフェン…

スライディング(タックル)で手をつかない!

地域や学校によってサッカーを始める子供の年代は 様々だと思いますが、サッカーを始めて1~2年経つ ぐらいの時に必ずやってもらいたい練習があります。 それは「スライディングの練習」です! 指導者によると思いますが、「スライディング(タックル)」 …

PIVOとは?ターンしてシュートを打つ事の重要性

PIVO=ポルトガル語でポストプレーをする選手 フットサルではこのPIVOと呼ばれる選手(PIVOの位置に入った選手) が試合で重要な役割を担います。 相手ゴール前のペナルティエリア内もしくは付近でボールを キープ出来れば、そこから多彩な攻撃…

アイシングの知識(1)

私事で恐縮なのですが、先日、「右膝の内側側副靭帯断裂・ 前十字靭帯断裂・後十字靭帯損傷」の大怪我を負って しまいました。 それを受けて、再度考えさせられました。 指導者は教え子の練習中・試合中の怪我等には責任持って 対処しなくてはいけないので、…

正しいキックをするためには

☆インサイドキック ○味方へのパス、コースを狙ってシュートを打つ時に使う。 ・踝を中心にした、一番面積の大きい部分でしっかりとボールの中心を蹴る。 ・軸足を強く踏み込む。 ・蹴り足は蹴る前の動作として必ず後ろに引く。 ・後ろに引いてから勢いをつけ…

☆夏場の水分補給

サッカーに限らず何かスポーツをした後は 沢山水分(水やスポーツドリンク)をとりたくなりますよね。 ですが、水分を多くとり過ぎてしまうと胃の中が 水分だけでいっぱいになって何も食べたくない! 食べられない!といった状態になってしまうと思います。 …

点を取る!について

第1回講習会のテーマは「点を取る」でした。 ではこの漠然としたテーマ、「点を取る」という事で 練習メニューを考えてみましょう。 球技では対戦相手がいるので簡単には点を取らせてもらえません。 フットサルも同様です。 ただ闇雲にシュートを打っても点…

ゴールデンエイジ

若年層を指導するのに、将来一流のサッカー選手になるために、 一番重要視されているのが「ゴールデンエイジ」と言われる年代です。 9~12歳です。 ではなぜこの年代が一番重要視されているのかをお話します。 よく基本技術が大事という話を聞きますが、 …